トワイライトエクスプレス。
今日はブレブレの写真です。
動いている物を良いタイミングで撮ろうとして慌ててしまったので余計にブレてしまったようです。
この前の月曜日の福井新聞に、敦賀駅で行われている「トワイライトエクスプレス」の機関車交換が注目を集めているという記事が載っていました。この作業がJR西日本管内で行われるのは敦賀駅だけらしいですね。「トワイライトエクスプレス」が来年の春で引退することが発表されたことで、同駅に１６分間停車して行われる機関車交換に対する関心が高まったようです。
もっとも、私はこんな有名な列車が福井を通っているだけで誇らしい気持ちはありましたが、敦賀駅でそんな作業が行われていたことは知りませんでした。
1989年から運行されている「トワイライトエクスプレス」は週４日だけ運行される臨時列車なので、市販されている時刻表にも運行スケジュールが載っているものといないものがあります。時々、テレビや雑誌で紹介されている車内の様子を見ると、私の知っている寝台列車との違いに驚くばかりでした。
私が初めて寝台列車に乗ったのは高校生の時でした。山口県の秋吉台に向けて先に出発した友達を追う形で京都から一人で乗り込んだんですが、当時はC寝台と言ったか、それとも呼び名自体は今もあるB寝台だったか、とにかく３段ベッドになっている一番上が私の予約席（？）でした。
ただ、段が一番上だから当然なんですが、とにかく揺れるので眠れないんです。その上、狭い事もあって眠れないどころか不安になってきてね。今、考えるとあれが初めてのホームシックだったのかもしれません。
この列車内一泊のおかげで、私はすっかりホームシックを克服できたのか、後年、県外の大学に進学した時も、入学から１ヵ月後のゴールデンウィークに多くの同級生がいそいそと実家へ帰る姿を「なんで、そんなに実家へ帰りたいんだろう？」と思いながら見ていたのを思い出します。
その後、何度か寝台列車には乗りました。福井始発上野行きの「越前」という急行の寝台列車には何度も乗りました。予約はいつも３段ベットでしたが、一番上の段だけは避けるようにしました。
話を「トワイライトエクスプレス」に戻しますが、乗ったことがない豪華な寝台列車なので、定年後に寝台列車経験の全くない妻と一緒に乗って北海道旅行というのも悪くないなと思っていたんですが、来春で運行されなくなるので、その夢は夢のままで終わることになりそうです。
今日の写真は市内の西開発で撮影しました。冒頭にも書いたように、慌てていたのでブレブレの写真になってしまいましたが、走っている列車を正面から撮るのは本当に難しいと思いました。これからもこのブログを続けていくなら、写真の腕を上げるか、静止しているものしか撮らないようにするかのどちらかですね。
たぶん、後者の方になりそうですが…。（笑）
