アジサイ。
「紫陽花」と書くよりカタカナで「アジサイ」と書いたほうがピッタリくるのは、難しい漢字が書けなかった子供の頃から親しんでいた花だからかもしれません。アジサイは福井市の花にもなっていますね。
上の写真は晴れた日に撮ったものですが、本当は雨に濡れた後のアジサイが私は好きです。梅雨という気分の重い時期に少しだけ明るい気持にしてくれる花。
アジサイは市内のあちこちに咲いていますが、私にとっては子供の頃から目にしていた足羽山のアジサイが印象深いですね。
雨上がりの日に、親と一緒に、曲がりくねった孝顕寺坂を登りながら、左右に咲いているアジサイが雨に濡れているのを目にすると、子供心にも気持ちが落ち着いていくのを感じたものです。
なお、上の写真、その孝顕寺坂沿いのアジサイです。
本当は坂の上の方に近い所に咲いているアジサイを撮りたかったんですが、体力的にすぐに限界が来てしまい、坂に入って間もない所に咲いているアジサイを写真に収めて帰ってきました。
アジサイは昔と変わらず咲いていましたが、私の体力の方は年齢とともに随分下降したなぁ…と感じたアジサイ撮影でした。